よんごうき

*「たのまれたものを つくるまえに、ほんとうの てきを さがします。

欲しいと言われたものを作っても、たいてい外れます。事業部の中に入って、何が本当に詰まっているのかを見極めてから作ります。相談から実装まで受け渡しが発生しないので、決まったことがそのまま形になります。

▶ そうだんする

▼ さくせん — なにを たのめる?

入口は四つあるが、やっていることは一つ。現場の話を聞いて何が本当の詰まりかを見極め、いちばん軽い手段で外す。その手段がたまたま数値計画だったり、コードだったり、士業の先生への一本の電話だったりする。

経営企画・事業計画

中期経営計画と単年度の数値計画、新規事業の壁打ち、経営者の相談相手。法人設立やホールディングス化では、士業に依頼する前段として何を決めておく必要があるかを整理する。論点が固まっているほど、専門家に払う費用は下がる。

DX推進・IT基盤

Microsoft 365の導入と移行設計、社内AI環境の企画から開発・運用まで、業務自動化。作って終わりにせず、担当者が代わっても回る形まで含めて設計する。IT・AIの研修や勉強会の講師も。補助金を使うなら制度の選び方から相談に乗る。

店舗開発・不動産

出店物件の選定と可否判断、出店時のシミュレーション、開業までのプロジェクト管理。賃貸・売買それぞれの実務的な注意点も。数字と契約の両方から物件を見られるので、判断が早く出る。

データ活用・レポーティング

BigQueryなどを用いた分析と、その手前のデータ基盤づくり。顧客向けレポートを設計して定型化し、担当者ごとの品質差と作成時間の両方を落とすところまで。

▼ クエストのきろく

成果物の一覧より、どう入ってどう抜けたかのほうが参考になると思うので、そちらを載せる。言われた通りに作らないことが多いので、そこも含めて。

クエスト① 生成AIを配って、標準化の梃子にする

社内 / 全社展開 — クリア
はじまり
ファイルの置き場所を決めても守られない。通達を出しても数か月で元に戻る。標準化は何度も試みて、そのたびに崩れていた。
みたて
守らせようとするから守られない。ルールを足す代わりに、そこに置くと得をする状態を作れば、理由の側から標準化が成立する。ちょうど全社への生成AI導入を進めていたので、これを梃子に使うことにした。決められた場所にある文書にだけAIが答えられる、という状態にすれば、置く理由は現場の側に生まれる。
つくったもの
社内から複数の生成AIモデルを使える環境を内製。ライセンス契約ではなくAPIの従量課金で動くため、費用は実際に使われた分に一致する。所定の場所に置かれた文書をAIが読んで答えられるようにし、根拠になったファイルをそのままTeamsで相手に送れるところまで接続。探す・聞く・渡すが一本になり、どれが最新版かを各自が覚えておく必要がなくなった。

当初はこの環境を別の基盤へ移す計画があったが、その前に社内のスケジュールや文書をAIから直接参照できるようにしたところ、業務の入り口として自然に開かれる状態になった。基盤を移すより効果が大きかったため、移行は見送っている。
けっか
発行した約350アカウントのうち、およそ200名が使い続けている。同等の法人向けプランを全社員分契約すると月額40万円規模になるところ、実際の費用は月5〜6万円。置き場所のルールも、通達ではなく、そこに置かないとAIが答えられないという理由で保たれている。

クエスト② 道具を替えるだけでは、同じことが起きる

社内 / 全社移行 — クリア
はじまり
使っていたグループウェアの保守終了が決まり、Microsoft 365へ移したいという話。期限があるので、まず移行の段取りを、という空気だった。
みたて
移行の話として受けると失敗すると思ったので、なぜ困っているのかを聞き直した。
いわれたこと保守が切れるので、Microsoft 365に移したい
ほんとうの ねがい移ることではなく、移った後も自分たちで回せること
そのわけこれまでは、部署がひとつ増えるだけでも外注の依頼と見積が要った
ほんとうの てき運用を社内に持たないまま道具だけ替えれば、同じことがもう一度起きる
そこで、初期構築は支援を受けつつ、権限の設計と日々の運用は社内に残す形に切り替えた。移行の速さより、移行後に触れる状態を優先している。
つくったもの
ポータルとサイトの構成、会議室や車両の予約の仕組み、役職に応じて認証の強さを変える設定。加えて、部署や勤務地、役職といった人事情報から所属が自動で決まるグループ体系を組んだ。人が異動すれば、権限も配布先も勝手に追いつく。
けっか
移行後の権限変更や新しい拠点の立ち上げが、外注を挟まず社内で完結するようになった。以降の内製ツールも、この土台の上に載せている。

クエスト③ 50物件を判定して、通ったのは1件

飲食・店舗開発 — たんさくちゅう
はじまり
焼肉店の新規出店。候補物件をどう選ぶか、というところからの関与。
みたて
物件の良し悪しから入っても判断はつかない。賃料が決まれば、その立地で何席をどれだけ回し、客単価がいくらなら成り立つかは逆算できる。出てきた必要売上が、その場所で現実的な数字かどうか。順序を変えて、数字の側から物件を見ることにした。
つくったもの
賃料と初期投資、人件費、原価から損益分岐点と回収の見込みを出すシミュレーション。候補を同じ条件で並べて比べられる形にした。数字が成立した物件は契約条件を別途確認する。採算が合っていても、契約の中身次第で撤退時の負担が変わるため。
けっか
これまでに約50物件を判定し、数字が成立したのは1件。その1件も契約条件が引っかかったため見送った。出店は10年単位で背負う判断なので、ここで止められること自体が仕組みの成果だと思っている。判定の型はできているので、条件の合う物件が出れば早く動ける。

▼ うけている サブクエスト

  • ・広告運用の繰り返し作業を定型化し、チャットから操作できる形に自動化(4時間の作業が10分に)
  • ・単年度の数値計画から逆算した、KGI・KPIと人事評価制度の設計
  • ・ホールディングス設立に向けて、士業へ依頼する前の論点整理
  • ・顧客向けレポートの設計と定型化、および分析基盤の構築

▼ つよさ

なまえ
よんごうき
しょくぎょう
けいえいきかく
けいれき
現場のアルバイトから20年
とくせい
だいたいなんとかします。会計も、法務も、不動産も、開発も。わからないことは、わからないと言います。
がくれき
慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)を働きながら卒業

▼ おぼえた しかく

  • 宅地建物取引士
  • 日商簿記2級
  • ビジネス実務法務検定2級
  • 基本情報技術者
  • 財務3級
  • 中小企業診断士 第1次試験合格(令和6年度)

事業会社の現場にアルバイトとして入って20年になる。現場に立っていた時期があるので、事業部から出てくる話が具体のまま入ってくる。いまは複数の事業を持つ会社の経営企画部にいる。情報システム部門は別にあり、見ているのは日々の運用ではなく、経営課題として挙がってきたDXのほう。その役回りを引き受けたことで、部署をまたいで相談が来るようになった。事業部の中に入って話を聞き、必要なものをその場で作る、という進め方ができているのは、この立場があるから。

技術者としての経歴が先にあるわけではなく、業務と制度の側から実装に降りてきている。減価償却の判定や契約条項の意味が分かった上で仕様を切れるので、ヒアリングの往復が少なくて済む、というのが実際の効き方。AIとDXについては、この名義で継続的に書いている。

▼ やどや — そうだんの いりぐち

*「ようこそ。どのような ごようけんで?」

▶ はじめての そうだん
1時間程度まで無料。状況を伺い、課題の見立て・次に確認すべきこと・自分が引き受けるべき案件かを、その場でお伝えします。相談後の営業連絡はしません。
▶ つきぎめの こもん
月額30,000円から。月1回の打ち合わせと、その間のチャットでの相談を含みます。決まった時間を買うのではなく、いつでも聞ける状態を持っておくための費用です。
▶ かいはつ・べんきょうかい・こみいった あんけん
内容に応じて個別にお見積りします。
▶ そうだんの たいおう
NDA対応可。オンラインで全国対応します。契約・請求書の発行も可能です(インボイス非対応)。
▶ れんらくさき
info@yongouki.com
▶ ぼうけんのしょ
現場での試行錯誤は、こちらに。
note / X @siuso0633